家族の成長を見守ってくれる木の家

やっぱり、家屋には木の温もりが必要だと思っていました。なぜなら、コンクリートのような素材から受ける印象よりも、住宅としては格段に優れているという感覚を持っているからです。我が家の場合には、ブラックとホワイトという相対するカラーバリエーションとともに、木の温もりを感じる住まいをモチーフにデザインを依頼しました。とりわけ、気に入っているのが、無垢材を使用したことによる木目模様です。まだまだ幼い子供たちにとっては、その良さを理解するのは難しいようですが、私にとっては、自然な木目調の模様に癒される毎日であり、「無垢の家にして良かった」という思いがこみ上げてきます。子供たちも大人になれば、木の良さを理解してくれるのではないでしょうか。無垢材は時間の変化とともに、その見た目や風合いが変化していくことでも知られます。それも、私たち家族にとっての楽しみでもあります。木目には人肌を感じさせるような雰囲気や何とも言えないリラックス効果があるから大好きです。